こんばんは!
佐々木 佳範 (ささき よしのり) です!
皆さん車に乗っていますか?
車を買う時に。。。エアバックつけてくださいねとワザワザ言わないですよね?
安全だと思っていますよね?
けど、家の場合の構造計算してくださいと言わなければ住宅会社はしないケースの方が多いんです。
多分、ビックリすると思いますが。。。業界の当たり前です。
4号特例と言って。。。
小規模な木造住宅2階建ての家は、構造安全性については建築主事のチェックを省略しています。
住宅の場合、数が多く建築士を信頼し、確認申請のチェックを省略することで少しでも早く着工出来るように設けられました。
勘違いして、申請がおりているから構造計算しなくていいと思っている人もいます。
構造計算には。。。
・仕様規定(簡易構造計算)
・性能表示計算(仕様規定と許容応力度計算の中間)
・許容応力度計算(詳細な計算)
3つがあります。
性能表示計算の耐震等級3と許容応力度計算の耐震等級3も全然違います。
耐震等級3という言葉だけが一人歩きしている感じがします。
こういうことも知らずに家を建てている人がほとんどです。
無理もありません。。。
鉛直荷重、水平荷重、壁量計算、四分割法、柱頭柱脚金物の接合、N値計算、耐力壁の壁倍率、鉄筋や木材やコンクリートの知識・・・・
普通の人なら挫折しますよね?
お客さんも住宅会社の人も同じ人です。。。
難しいことはしません・・・重要性を感じないと勉強しません。
そしてお金がかかることはしたくありません。。。基礎の鉄筋量やコンクリートの量が増えるため基礎工事の金額も高くなります。
あなたが家を建てるならどういう人に家をお願いしたいですか?
そう考えると、世の中シンプルです。
つまり、車は普通に安全を守ってくれるエアバックが装着されているのでこの車エアバッグついてますよね?と買う時に確認しないけど。。。
家を買う時は、この家。。。構造計算してますよね?してくれますよね?と確認しなければなりません。
そして、していない会社は。。。
凄い金額をオプションで請求します。。。。
なぜなら、初めのことはしたくないしどれだけお金がおかかるか分からないからそうなるのは必然。
最近思うことは、住宅会社のプロよりも勉強しているお客さんの方が知識ある気がします。
もちろん、一つのことだけ知っていても家づくりはうまくいきませんが勉強することは本当に素晴らしいことだと思います。
家づくりの全体的なことでいうと。。。大事なポイントを確認して、その会社が良いと思ったら任せる方がうまくいくと私は思っています。
最近来られたお客さん、この本を読んでいろんな会社をまわって弊社にも来ました。
良い本ですよね~(#^.^#)一般のお客さんもこういう内容を学んでいるんです!!!すごい時代です!
私も、佐藤さんから学ばせていただいております。
許容応力度計算の耐震等級3耐風等級2の家を標準で建てている会社は私が知る限り、ささき建設さんだけでしたと言ってくださりました。
地味でコツコツを積み重ねると、同じ価値観の人と出会いがあるんだと感じました。
許容応力度計算じゃないと絶対ダメと言っているわけではなく勉強した結果、自分の家ならこうするという仕様を標準にしているだけです。
職人さんや検査をする第三者機関に人から、こんな基礎はささき建設だけと言っていただける。
職人さんにも大変手間がかかることをお願いしています。
けど、自分の子どもの家ならどうする?と質問したらささき建設の基礎が良いと言ってくれます。
自分の家はちゃんとするけど、人の家は安くて売りやすい家を売る感覚は私には理解できません。
それは、お客さん目線じゃないよね。。。。
それか、勉強しないとこういう基礎があることや。。。構造計算の種類があることも知ることもないまま。。。
変化を嫌う。。。
自分自身は好奇心を持ち、挑戦していきたい。
ちょっと、熱くなっちゃいましたがすごく大事なことです。
私も、まだまだ知らないことだらけです。
だから、もっともっと学びたいと思います。
よしっ!!!
現場行きましょう(*^▽^*)
今日も一日お疲れさまでした!!!
おやすみなさい(˘ω˘)
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